香典返しの選び方

香典返しには、お茶が使われることが多いですね。
これには、実は理由があります。

 

お茶は、仏教と深い関係があります。
かつて、中国から僧侶を招いて仏教の考え方を教わり、それを基本に政治が行われていた時代が日本にはありました。
そのとき、中国の僧侶たちが万病薬として持参していたのが『お茶』でした。
そして、僧侶たちが毎日仏壇に感謝の気持ちで献茶(お茶をお供えする)していたことが、日本で広がったのが慣わしとなり「仏事にはお茶」という習慣ができたのです。

 

さらに、お茶には、境界を区切る象徴的な意味があり、例えば家を訪れたとき、お茶が出てくれば受け入れてもらえたことを表しました。
境を超える別の事例では、人が亡くなり旅立つ際、この世とあの世の境を超えるということをお茶を飲むことで示しているとも言われています。
葬儀でお茶が配られるのは、本来その場でお茶を飲んでもらうという意味があり、お茶を配ることが故人との別れを意味しています。

 

最近では、香典返しにカタログギフトを利用する方も多くいらっしゃいます。
しかし、カタログギフトにもメリットとデメリットがあります。
もちろん、ご本人が気に入ったものを選ぶことができるという点では、大きなメリットになっていますね。
賞味期限などがなく、カタログをお渡しするので扱いが気楽でもあります。
しかし一方で、カタログは確かに持ち帰ったのに、商品を選んでハガキを送っていないケースがあったり、希望商品が在庫切れになっていることもあります。
また、カタログの中に欲しい商品がない場合もあります。

 

例えば、年齢の若い方や、じっくりカタログから選ぶ時間がある方などには、カタログギフトは喜ばれるかもしれませんね。
しかし、恒例の方でご自身では方法が分からなかったり、忙しくて選んでいる時間がない方、会社名義などの連名でお香典をいただいている場合には、不向きだと言えます。

香典・香典返しの辞退、香典返しの返事について

葬儀には、一般的には会葬者がお香典を持って出席します。
しかし、「故人の遺志を尊重し、香典は堅くご辞退申し上げます」と、香典を辞退をされる場合があります。
しかし、このような形は決してお勧めできません。
もしも故人の遺志で香典収入を得ることを拒否したいのであれば、どこかへ寄付する方法をとることをお勧めします。
理由のひとつとして、実際には個人の遺志ではなく「香典返しが大変だから辞退する」という場合が多いからです。
これは非常に残念なことですね。
香典は、相互扶助の精神から生まれた習慣です。
香典返しは、日本独自の贈答文化で、この精神を理解していれば辞退することなどできないはずです。
他人との交流を遮断するという意味にも繋がりますので、よほどの事情でもない限り、香典は受け取るべきではないでしょうか。

 

逆に、香典返しを辞退される方がいらっしゃいます。
「お返しをもらいたくて香典を出したわけじゃない」というお気持ちなのでしょうが、香典返しはご葬家からの感謝の気持ちです。
また、ときどき香典返しの商品を販売店で品換えする方がいらっしゃいますが、これも依頼主の気持ちを受け取るという精神から外れています。
全く失礼な行為ですのでやめましょう。

 

では、香典返しが送られてきた際の返事は必要でしょうか。
一般的に、香典返しのお返事は必要ありません。
香典返しの礼状を出すと、『不祝儀が繰り返される』『長引く』という考えがあり、失礼とされています。

 

言葉をかけたい場合には、礼状ではなく、お見舞状という形で心を込めて出されると良いですね。
電話で「ご丁寧に頂戴いたしました」や「恐れ入ります」などとお礼を述べると良いでしょう。
その際、お礼を言うだけではなく、力づけてあげられるような言葉をかけて差し上げてくださいね。

 

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